【活用ガイド】

JVNDB-2007-000378

BEA WebLogic Server の組み込み LDAP におけるログイン試行を制限または監査しない問題

概要

BEA WebLogic Server の組み込み LDAP サーバには、ログイン試行の回数を制限しない、または監査しない問題があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


BEAシステムズ
  • BEA WebLogic Express 7.0 SP6 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Express 8.1 SP4 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Express 9.0
  • BEA WebLogic Express 9.1
  • BEA WebLogic Server 7.0 SP6 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 8.1 SP4 およびそれ以前
  • BEA WebLogic Server 9.0
  • BEA WebLogic Server 9.1

想定される影響

第三者はログイン試行の繰り返しが可能となります。これにより、LDAP への総当たり(brute-force)攻撃により管理者のパスワードを取得される、あるいは大量アクセスにより LDAP サービスがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BEAシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2697
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2697
  2. Secunia Advisory : SA25284
  3. SecurityFocus : 23979
  4. ISS X-Force Database : 34291
  5. SecurityTracker : 1018057
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1815
更新履歴

  • [2007年05月31日]
      掲載