【活用ガイド】

JVNDB-2007-000308

Apple Mac OS X のインストーラにおけるフォーマットストリングの脆弱性

概要

Apple Mac OS X のインストーラには、不正なファイル名の MPKG や DISTZ といったインストーラパッケージを処理した際に、フォーマットストリングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.4.9
  • Apple Mac OS X Server v10.4.9

想定される影響

第三者が細工した DISTZ や MPKG といったインストーラパッケージをダウンロードしてインストールを試みることで、アプリケーションがクラッシュしサービス運用妨害 (DoS) 状態となる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0465
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-109A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-109A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0465
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA07-109A
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-109A
  6. Secunia Advisory : SA24966
  7. SecurityFocus : 22272
  8. ISS X-Force Database : 31883
  9. SecurityTracker : 1017940
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1470
更新履歴

  • [2007年05月17日]
      掲載