【活用ガイド】

JVNDB-2007-000302

Apple Mac OS X の AFP クライアントにおける権限昇格の脆弱性

概要

Apple Mac OS X の Apple File Protocol (AFP) クライアントには、特定の状況下においてコマンドを実行する前に適切に環境を整備しないために、権限昇格の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.3.9
  • Apple Mac OS X v10.4.9
  • Apple Mac OS X Server v10.3.9
  • Apple Mac OS X Server v10.4.9

想定される影響

悪意あるローカルユーザにより、権限昇格が行われる可能性があります。アップルの情報によると、システム権限を取得されて任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0729
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-109A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-109A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0729
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA07-109A
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#312424
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-109A
  7. Secunia Advisory : SA24966
  8. SecurityFocus : 23569
  9. SecurityTracker : 1017944
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1470
更新履歴

  • [2007年05月17日]
      掲載

公表日2007/04/19
登録日2007/05/17
最終更新日2007/05/17