【活用ガイド】

JVNDB-2007-000299

Apache Tomcat の implicit-objects.jsp におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Apache Tomcat の implicit-objects.jsp には特定のヘッダの処理に不備が存在するために、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Tomcat 5.0.30 およびそれ以前
  • Apache Tomcat 5.5.17 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

第三者に任意の HTML や スクリプトを不正に挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています (Apache Tomcat 5.5.18 で修正済み)。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-7195
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-7195
  2. SecurityFocus : 28481
  3. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1729
更新履歴

  • [2007年05月17日]
      掲載
    [2007年05月31日]
      影響を受けるシステムを更新しました。
      ベンダ情報:レッドハットの情報を追加しました。

公表日2007/05/09
登録日2007/05/17
最終更新日2007/05/31