【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000259

open-gorotto におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

会員制のコミュニティサイトを構築するオープンソースのソフトウェアopen-gorotto には、ユーザ名の出力が不適切であり、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


open-gorotto project
  • open-gorotto 2.0α 2006/04/07版およびそれ以前

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。また Cookie 情報に含まれるセッション情報が漏えいした場合、セッション・ハイジャックが行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています ([セキュリティ修正パッチ(20070416)] で修正済み)。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

open-gorotto project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2071
参考情報

  1. JVN : JVN#84646028
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2071
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_84646028
  4. SecurityFocus : 23507
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-1398
更新履歴

  • [2007年05月10日]
      掲載