【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000215

FENCE-Pro および Systemwalker Desktop Encryption の自己復号型ファイルにおける脆弱性

概要

富士通が提供する暗号化ソフトウェアである FENCE-Pro および Systemwalker Desktop Encryption は同じコンポーネントを使用しています。これらのソフトウェアで自己復号型ファイルとして作成したファイルには脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


富士通
  • FENCE-Pro V5(V5L01)を除く全てのバージョンレベル
  • Systemwalker Desktop Encryption V12.0L10, V12.0L10A, V12.0L10B, V12.0L20, V13.0.0

想定される影響

第三者によって自己復号型ファイルの内容を閲覧されたり、自己復号パスワードを入手されたりする可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1505
参考情報

  1. JVN : JVN#19795972
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1505
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_19795972
  4. Secunia Advisory : SA24537
  5. Secunia Advisory : SA24549
  6. SecurityFocus : 23001
  7. ISS X-Force Database : 33029
更新履歴

  • [2007年04月24日]
      掲載