【活用ガイド】

JVNDB-2007-000206

Linux Kernel の Omnikey CardMan 4040 ドライバにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Linux Kernel に含まれる Omnikey CardMan 4040 ドライバには読み込み処理と書き込み処理を実行した際に、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.20.1 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

第三者によって不正に権限昇格が行われる可能性があります。
レッドハットの情報によると、kernel 権限で潜在的に任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0005
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0005
  2. Secunia Advisory : SA24436
  3. SecurityFocus : 22870
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0872
更新履歴

  • [2007年04月23日]
      掲載