【活用ガイド】

JVNDB-2007-000203

FreeBSD の ffs_mountfs() 関数における整数オーバーフローの脆弱性

概要

FreeBSD には、不正な UFS ファイルシステムを処理する際に、fs_mountfs() 関数において整数オーバーフローが発生する脆弱性が存在します。

信頼できる第三の機関によると、FreeBSD に関しては root ユーザのみがマウントを実行可能であるため、権限の取得には悪用されないと報告されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 6.1 
アップル
  • Apple Mac OS X v10.3.9
  • Apple Mac OS X v10.4.8
  • Apple Mac OS X Server v10.3.9
  • Apple Mac OS X Server v10.4.8

想定される影響

第三者が細工した UFS ファイルシステムを開くことで、システムパニックが引き起こされてサービス運用妨害 (DoS) 状態となる、あるいは潜在的に任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5679
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-072A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-072A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5679
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA07-072A
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#552136
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-072A
  7. Secunia Advisory : SA22736
  8. Secunia Advisory : SA24479
  9. SecurityFocus : 20918
  10. SecurityTracker : 1017751
  11. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0930
更新履歴

  • [2007年04月20日]
      掲載