【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000160

ColdFusion におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Adobe が提供しているウェブアプリケーション開発ソフトウェアである ColdFusion には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
製品開発者の情報によると、"Enable Global Script Protection" (グローバルなスクリプト保護) の設定を ON にした場合には、本脆弱性の影響は起こらないことが確認されています。

なお、本脆弱性は JVN#48566866 (CVE-2007-0817) で修正されたものとは異なる問題です。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe ColdFusion mx 7.X

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。また、Cookie 情報に含まれるセッション情報が漏えいした場合、セッション・ハイジャックが行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ
  • Adobe Security bulletins and advisories : APSB07-03
  • Adobe セキュリティ情報 : APSB07-03
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5859
参考情報

  1. JVN : JVN#28356427
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5859
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_28356427
  4. Secunia Advisory : SA24115
  5. SecurityFocus : 22544
  6. SecurityTracker : 1017644
  7. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0592
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載