【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000134

Sage において任意のスクリプトが実行される脆弱性

概要

Sage は、Mozilla Firefox に RSS/Atom フィードリーダー機能を追加する機能拡張です。Sage には、フィード内の情報を出力する際の処理が不適切なため、ユーザのブラウザ上でフィードに埋め込まれた任意のスクリプトが実行される脆弱性が存在します。なお、本脆弱性は Sage++ にも影響があることが確認されています。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Sage
  • Sage 1.3.9 およびそれ以前
  • Sage++

想定される影響

Sage を利用しているユーザの Mozilla Firefox 上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。 スクリプトの内容によっては、クライアント内の任意のファイルを閲覧される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
2007/02/09 現在、Sage++ の公開およびアップデートは停止されています。Sage++ ユーザは Sage の最新版を利用することを推奨します。
ベンダ情報

Sage
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0896
参考情報

  1. JVN : JVN#84430861
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0896
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_84430861
  4. Secunia Advisory : SA24086
  5. SecurityFocus : 22493
  6. ISS X-Force Database : 32395
  7. SecurityTracker : 1017624
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載