【活用ガイド】

JVNDB-2006-002750

Linux 用の VMware などの vmware-config.pl における SSL 鍵を読み取られる脆弱性

概要

Linux 用の VMware、ESX Server、および Infrastructure の vmware-config.pl は、Perl chmod 関数呼び出しからのリターンコードをチェックしないため、安全でない umask で SSL 鍵ファイルが作成される状態となり、SSL 鍵を読み取られる、または変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


VMware
  • infrastructure 3
  • VMware ESX 2.x
  • VMware Player
  • VMware Server
  • VMware Workstation

想定される影響

ローカルユーザにより、SSL 鍵を読み取られる、または変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-3589
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-3589
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載