【活用ガイド】

JVNDB-2006-002705

Mozilla Firefox におけるフィッシングの保護メカニズムを回避される脆弱性

概要

Mozilla Firefox には、Windows 上で稼動されている際のみ、フィッシングの保護メカニズムを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 2.0

想定される影響

第三者により、以下のフォーマットで IP アドレスが表示されることで、ブラックリストのフィルタで検出されず、フィッシングの保護メカニズムを回避される可能性があります。
(1) ドットで区切られた 16 進法整数フォーマット
(2) ドットで区切られた 8 進数整数フォーマット
(3) 単小数点整数フォーマット
(4) 単 16 進法整数フォーマット
(5) 単 8 進数整数フォーマット
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6971
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6971
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載