【活用ガイド】

JVNDB-2006-001579

複数の BSD カーネル製品の IEEE-1394 ドライバ の FW_IOCTL 関数における整数符号化エラーの脆弱性

概要

DragonFlyBSD、FreeBSD、MidnightBSD、NetBSD-current、NetBSD-4 および TrustedBSD を含むさまざまな BSD カーネルの FireWire (IEEE-1394) ドライバ (dev/firewire/fwdev.c) の fw_ioctl (FW_IOCTL) 関数には、整数符号化エラーの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


dragonflybsd
  • dragonflybsd
FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 5.5
midnightbsd
  • midnightbsd 20061115 未満の 0.1-CURRENT
NetBSD
  • NetBSD 1.5 20061116 未満の NetBSD-current および 20061203 未満の NetBSD-4
trustedbsd
  • trustedbsd

想定される影響

ローカルユーザにより、FW_GCROM コマンドの crom_buf->len の特定の負の値を介して、任意のメモリコンテンツを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

dragonflybsd FreeBSD midnightbsd NetBSD trustedbsd
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6013
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6013
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載