【活用ガイド】

JVNDB-2006-001478

FreeBSD の libarchive ライブラリにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

FreeBSD の libarchive ライブラリには、サービス運用妨害 (CPU の消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 2006-09-05 以降 2006-11-08 未満の 6-STABLE

想定される影響

攻撃者により、不正な形式のアーカイブを介して、libarchive がアーカイブの領域をスキップし実際のファイル終端を通り過ぎる状態になり、データ読み込みを試行する無限ループを誘発され、サービス運用妨害 (CPU の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5680
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5680
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載