【活用ガイド】

JVNDB-2006-001114

FreeBSD の sppp ドライバにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

FreeBSD、NetBSD および OpenBSD の sppp ドライバには、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 4.11 から 6.1
NetBSD
  • NetBSD 1.5 2.0 から 4.0
OpenBSD
  • OpenBSD 3.4 20060902 未満の 3.8 および 3.9

想定される影響

第三者により、全体の長さを超過したオプションの長さを持つ巧妙に細工された Link Control Protocol (LCP) パケットを介して、(1) pppoe 内および (2) ippp 内にオーバーフローを誘発され、サービス運用妨害 (パニック) 状態にされる、重要な情報を取得される、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD NetBSD openbsd.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4304
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4304
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載