【活用ガイド】

JVNDB-2006-000970

Linux kernel の perfmon におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IA64 アーキテクチャーの Linux Kernel における perfmon(perfmon.c) には、他のプロセスが mm_struct 構造体にアクセスしている際に、割り込み処理が発生することで、システムがサービス運用妨害 (DoS) 状態になる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.20 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 

想定される影響

システムがクラッシュし、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-0558
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-0558
  2. Secunia Advisory : SA19737
  3. SecurityFocus : 17482
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-1444
更新履歴

  • [2007年09月13日]
      掲載