JVNDB-2006-000955
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BusyBox の passwd における弱い暗号で MD5 パスワードハッシュが生成される問題
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BusyBox の passwd コマンドには、MD5 ハッシュで暗号化されたパスワードを生成する際に、salt を使用しないでパスワードを暗号化してしまう問題が存在します。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度 基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
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BusyBox
レッドハット
- Red Hat Enterprise Linux 4 (as)
- Red Hat Enterprise Linux 4 (es)
- Red Hat Enterprise Linux 4 (ws)
- Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0
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弱い暗号でパスワードの暗号化が行われてしまいます。そのため、悪意あるローカルユーザにより Rainbow クラックなどの手法でパスワード解析が行われることで、容易に有効なパスワードを取得される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています (BusyBox 1.1.3 で修正済み)。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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BusyBox
レッドハット
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- 強度が不十分なパスワードハッシュの使用(CWE-916) [NVD評価]
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- CVE-2006-1058
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-1058
- Secunia Advisory : SA19477
- SecurityFocus : 17330
- ISS X-Force Database : 25569
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- [2007年05月23日]
掲載
- [2024年02月28日]
CVSS による深刻度: 内容を更新
CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新
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