【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2006-000939

Webmin および Usermin にクロスサイトスクリプティングを含む複数の脆弱性

概要

ウェブベースのシステム管理ツールである Webmin および Usermin には、以下の脆弱性が存在します。

・Webmin および Usermin のアクセス制限を回避したファイルの実行とソースコードの閲覧
・クロスサイトスクリプティングの問題

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Webmin Project
  • Usermin Version 1.220 およびそれ以前
  • Webmin Version 1.290 およびそれ以前
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 

想定される影響

遠隔の第三者により、以下のような影響を受ける可能性があります。

・Webmin および Usermin の設定情報が漏洩する
・ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行される
・また、Cookie 情報に含まれるセッション情報が漏洩した結果、セッション・ハイジャックが行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Webmin Project ミラクル・リナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4542
参考情報

  1. JVN : JVN#99776858
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4542
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_99776858
  4. Secunia Advisory : SA21690
  5. Secunia Advisory : SA22114
  6. SecurityFocus : 19820
  7. ISS X-Force Database : 28699
  8. SecurityTracker : 1016776
  9. SecurityTracker : 1016777
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-3424
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年05月14日]
      影響を受けるシステムを更新しました。
      ベンダ情報: ミラクル・リナックスの情報を追加しました。