【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2006-000853

tDiary における任意の Ruby スクリプトを実行される脆弱性

概要

tDiary 開発プロジェクトにより提供されている Web 日記支援ソフト tDiaryには、任意の Ruby スクリプトが実行可能な脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


tDiary開発プロジェクト
  • tDiary 2.0.3
  • tDiary 2.1.4.20061127

想定される影響

tDiary の設定によっては、tDiary を設置したウェブサーバ上で、 tDiary の実行ユーザの権限で任意の Ruby スクリプトを実行される可能性があります。それによりファイルの漏えい、ファイルの破壊、パスワードファイルの漏えい、日記の改ざん、その他の被害が生じ得る可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

tDiary開発プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6852
参考情報

  1. JVN : JVN#31185550
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6852
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_31185550
  4. Secunia Advisory : SA23465
  5. SecurityFocus : 21811
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-5201
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載