【活用ガイド】

JVNDB-2006-000834

Mozilla Firefox におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Mozilla Firefox には、Function オブジェクトの prototype プロパティに関連するリグレッション (プログラムの修正によって、他の場所で発生するバグ) に起因し、クロスサイトクリプティング攻撃が可能となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 2.0.0 およびそれ以前
ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.11 
  • HP-UX 11.23 

想定される影響

ユーザが信頼する Web サイト上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : mfsa2006-76
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : mfsa2006-76
ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6507
参考情報

  1. JVN : JVNTA06-354A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA06-354A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6507
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA06-354A
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA06-354A
  6. Secunia Advisory : SA23282
  7. SecurityFocus : 21668
  8. SecurityTracker : 1017422
  9. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-5068
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年08月01日]
      影響を受けるシステム:ヒューレット・パッカード (HPSBUX02153) の情報追加。
      ベンダ情報: ヒューレット・パッカード (HPSBUX02153) 追加。