【活用ガイド】

JVNDB-2006-000811

Microsoft Word の不正な文字列処理によるメモリ破壊の脆弱性

概要

Microsoft Word には不正な文字列を処理することで、メモリ領域が破壊される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Office 2000 
  • Microsoft Office 2003 
  • Microsoft Office 2004 (mac_os) 
  • Microsoft Office xp 
  • Microsoft Word 2000
  • Microsoft Word 2002
  • Microsoft Word 2003
  • Microsoft Word 2004 for Mac
  • Microsoft Works Suite 2004 (英語版)
  • Microsoft Works Suite 2005 (英語版)
  • Microsoft Works Suite 2006 (英語版)

想定される影響

Word を実行する標的ユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報 MS07-014 を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Advisory : 929433
  • Microsoft Security Bulletin : MS07-014
  • マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ : 929433
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS07-014
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS07-014e
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5994
参考情報

  1. JVN : JVNVU#167928
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5994
  3. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2007-0005
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#167928
  6. IPA 緊急対策情報 : ms07-014
  7. Secunia Advisory : SA23232
  8. SecurityFocus : 21451
  9. The SANS Institute Diary : 1913
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2006/12/05
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01