【活用ガイド】

JVNDB-2006-000681

Microsoft XML コアサービスの XSLT コントロールにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Microsoft XML コアサービスの XSLT コントロールには、処理する特定の文字列バッファに対するチェックが不適切であるため、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Office 2003 
  • Microsoft XML Parser 2.6
  • Microsoft XML コアサービス 3.0
  • Microsoft XML コアサービス 4.0
  • Microsoft XML コアサービス 5.0
  • Microsoft XML コアサービス 6.0
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows Server 2003 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2003 (x64) 
  • Microsoft Windows XP sp3 
  • Microsoft Windows XP (x64) 

想定される影響

IE を実行するユーザの権限で任意のコードが実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS06-061
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS06-061
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS06-061e
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4686
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4686
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#562788
  3. Secunia Advisory : SA22333
  4. SecurityFocus : 20338
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-3980
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載