【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2006-000665

TeraStation HD-HTGL シリーズにおけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性

概要

バッファロー製 LAN 接続 ハードディスク「TeraStation HD-HTGL シリーズ」は、ブラウザから操作できる WEB 設定画面があります。この WEB 設定画面には、クロスサイトリクエストフォージェリ (Cross Site Request Forgeries, CSRF)が可能な脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.0 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


バッファロー
  • HD-HTGLシリーズ ファームウェア Ver.2.05β1 およびびそれ以前

想定される影響

当該製品の管理者が、WEB 設定画面にログインした状態で悪意あるページを読み込んだ場合、ハードディスク上のデータが削除されたり、設定が変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。(Ver.2.08 以降で修正済み) ベンダ情報を参照してアップデートを実施してください。
ベンダ情報

バッファロー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5175
参考情報

  1. JVN : JVN#93484133
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5175
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_93484133
  4. Secunia Advisory : SA22248
  5. ISS X-Force Database : 29338
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-3891
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載