【活用ガイド】

JVNDB-2006-000656

Apple Mac OS X の ImageIO におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Apple Mac OS X に含まれる画像処理コンポーネントの ImageIO には、意図的に作成された JPEG2000 形式の画像を表示することでバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.4 から v10.4.7 までのバージョン
  • Apple Mac OS X Server v10.4 から v10.4.7 までのバージョン

想定される影響

ImageIO を使用するアプリケーションがクラッシュしたり、不正な JPEG2000 画像を表示する標的ユーザの権限で任意のコードを実行されたりする可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4391
参考情報

  1. JVN : JVNTA06-275A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA06-275A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4391
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA06-275A
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#546772
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA06-275A
  7. Secunia Advisory : SA22187
  8. SecurityFocus : 20271
  9. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-3852
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載