【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2006-000602

添付ファイルにより、Groupmax Mail クライアントが使用不能になる脆弱性

概要

日立製メールクライアント Groupmax Mail において、特定のファイル名を持つ添付ファイルを取り扱う際に、使用不能状態になる可能性があります。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


日立
  • GroupMail/Client 01-01〜01-21-/G
  • GroupMail/Client (dosv) 01-21-/C〜01-21-/D
  • Groupmax Integrated Desktop Version 2.0 02-10〜02-31-/S
  • Groupmax Integrated Desktop Version 3 03-00〜03-10-/P
  • Groupmax Integrated Desktop Version 5 05-00〜05-11-/H
  • Groupmax Integrated Desktop Version 6 06-00〜06-52-/C
  • Groupmax Integrated Desktop Version 7 07-00〜07-20-/C
  • Groupmax World Wide Web Desktop Version 2.0
  • Groupmax World Wide Web Desktop Version 3
  • Groupmax World Wide Web Desktop Version 5
  • Groupmax World Wide Web Desktop Version 6 02-00〜02-31-/I
  • Groupmax World Wide Web Desktop for 自治体 06-51〜06-52-/A 
  • Mail Client 02-00〜02-31-/E

想定される影響

特定のファイル名を持つ添付ファイルを処理する際に、Groupmax Mail が停止する可能性があります。

また、脆弱性はありませんが他ベンダのメールクライアント製品にもその他の影響として、添付ファイルの保存処理が終了しないことや、関連付けされたアプリケーションでエラーメッセージが表示される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
なお、他ベンダの製品のステータスおよび詳細については JVN#89344424 を参照してください。
ベンダ情報

日立
  • Hitachi Software Vulnerability Information : HS06-006
  • ソフトウェア製品セキュリティ情報 : HS06-006
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-2087
参考情報

  1. JVN : JVN#89344424
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-2087
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_89344424
  4. Secunia Advisory : SA19840
  5. ISS X-Force Database : 26099
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-1539
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 24969
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載