【活用ガイド】

JVNDB-2006-000561

Mozilla 製品の document.open() メソッドの処理におけるコンテンツを偽装される脆弱性

概要

Mozilla Firefox および Mozilla SeaMonkey には、document.open() メソッドの処理に不備が存在するため、他のサイトの子フレームに任意のコンテンツを挿入可能な脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 

想定される影響

信頼するサイト上でコンテンツが偽装される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4568
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4568
  2. Secunia Advisory : SA21906
  3. SecurityFocus : 20042
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-3617
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載