【活用ガイド】

JVNDB-2006-000391

Cisco Router Web Setup ツールにおける不適切な設定により認証を回避される脆弱性

概要

Cisco ルータには、Cisco Router Web Setup (CRWS) ツールに含まれる Cisco IOS 用のデフォルト設定ファイルに不備が存在するため、デフォルト設定ファイルで IOS が動作している場合、認証を介さずに任意の権限で Cisco IOS HTTP server にアクセス可能となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.1 
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 12.3 
  • Cisco IOS 12.4 

想定される影響

IOS で最も高い権限である Level15 権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-3595
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-3595
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#205225
  3. SecurityFocus : 18953
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-2773
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載