【活用ガイド】

JVNDB-2006-000329

SpamAssassin の spamd デーモンにおける任意のシェルコマンドを実行される脆弱性

概要

SpamAssassin の spamd デーモンにおいて、--vpopmail (-v) と、--paranoid (-P) の両方のオプションを設定して稼動している場合に、バーチャルドメイン用のユーザ名の処理が適切に行なわれない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 4.0 
  • Asianux Server 4.0 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 

想定される影響

spamd デーモンの権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : spamassasin
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-2447
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-2447
  2. Secunia Advisory : SA20430
  3. SecurityFocus : 18290
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-2148
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載