【活用ガイド】

JVNDB-2005-000902

SHA-1 におけるなりすまし攻撃を実行される脆弱性

概要

SHA-1 は、衝突の耐久性がないため、なりすまし攻撃を実行される脆弱性が存在します。

本件の CVE-ID は、SHA-1 の同問題を示す共通の参照番号として採番されました。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-326: Inadequate Encryption Strength (不適切な暗号強度) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/326.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome

想定される影響

攻撃者により、なりすまし攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な暗号強度(CWE-326) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-4900
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-4900
  2. 関連文書 : SHA-1 Broken
  3. 関連文書 : New Cryptanalytic Results Against SHA-1
更新履歴

  • [2016年10月25日]
      掲載