【活用ガイド】

JVNDB-2005-000813

sendfile() システムコールにおけるカーネルメモリ漏洩の脆弱性

概要

sendfile() システムコールには、特別に作られたファイルを正しく扱えない脆弱性が存在します。結果として、ローカルユーザに機密情報が漏洩する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 4.8 
  • FreeBSD 4.9 
  • FreeBSD 5.0 
  • FreeBSD 5.1 
  • FreeBSD 5.2 
  • FreeBSD 5.3 
  • FreeBSD 5.4 
  • FreeBSD 4.10 
  • FreeBSD 4.11 

想定される影響

ローカルユーザが、カーネル内の機密情報を含んだメモリにアクセスする可能性があります。結果として、パスワードやユーザ名などの認証情報が漏洩する可能性があります。
対策

ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0708
参考情報

  1. JVN : JVNVU#604846
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0708
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#604846
更新履歴

  • [2008年11月21日]
      掲載