【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2005-000791

Unicode版msearch におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

ウェブページ内全文検索エンジンである Unicode版msearch には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。なお、この問題は Unicode 版 msearch において機能追加した部分に起因するものです。

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: インターナショナル・ネットワーク・セキュリティ株式会社 佐名木 智貴 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Unicode版msearch
  • Unicode版msearch ver1.51(U1)(β版を含む) および 1.52(U1)

想定される影響

ユーザのブラウザ上で悪意あるスクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Unicode版msearch
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-2339
参考情報

  1. JVN : JVN#79925E6F
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-2339
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_79925E6F_Unicode
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載