【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2005-000770

「ウイルスセキュリティ」におけるメモリリークの脆弱性

概要

ソースネクスト「ウイルスセキュリティ」には、メールの処理に問題があります。
特別に細工されており、かつ、「ウイルスセキュリティ」で検知可能なウイルスが添付されているメールを受信した際にメモリリークする脆弱性が確認されています。

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 株式会社ラック 新井 悠 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ソースネクスト
  • ウイルスセキュリティ 2005 (7.7.1120 およびそれ以前、K7SpmSrc.exe 2.0.0.9 およびそれ以前)

想定される影響

サービス不能状態 (Denial-of-Service, DoS) に陥る可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ソースネクスト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#A45697B1
  2. IPA セキュリティセンター : JVN_A45697B1
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載