【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2005-000765

バッファロー製ルータにおける設定画面のリモートアクセスとパスワード漏洩の脆弱性

概要

バッファロー製ルータの一部には、 WAN 側からのリモートアクセスが可能な脆弱性が存在するため、遠隔から第三者により管理者権限を取得され、ルータを操作されてしまう可能性があります。

また、管理画面のアクセスにより、設定保存機能から ISP のユーザアカウントやパスワードを取得されてしまう可能性があります。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


バッファロー
  • BUFFALO BBR-4HG ファームウェアバージョン1.04 およびそれ以前
  • BUFFALO BBR-4MG ファームウェアバージョン1.04 およびそれ以前

想定される影響

外部からのリモートアクセスにより、重要な設定が変更されてしまう可能性があります。

また、設定保存機能において ISP のユーザアカウント及びパスワードをプレーンテキストで保存しているため、それらを盗用された場合、なりすましなどの不正アクセスが行なわれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

バッファロー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#55023557
  2. IPA セキュリティセンター : JVN_55023557
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載