【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2005-000762

Norton AntiVirus で不正なファイルのスキャン時に OS 異常終了

概要

Symantec Norton AntiVirus 2004 および 2005 のリアルタイムスキャンが有効なコンピュータにおいて、ファイルヘッダが不正に細工されたファイルを操作することにより、OS が異常終了する脆弱性が確認されています。

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 野口勇氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • Norton AntiVirus 2004
  • Norton AntiVirus 2005
  • Norton Internet Security 2004 (Professional)
  • Norton Internet Security 2005
  • Norton SystemWorks 2004 (Professional)
  • Norton SystemWorks 2005 (Premier)

想定される影響

ファイルヘッダが不正に細工されたファイルを操作することにより、OS が異常終了させられる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
  • Symantec Security Advisory : SYM05-006
  • シマンテック製品に関するセキュリティ・アドバイザリー : SYM05-006
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0922
参考情報

  1. JVN : JVN#C45D8EAD
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0922
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#146020
  4. IPA セキュリティセンター : JVN_C45D8EAD
  5. Secunia Advisory : SA14741
  6. SecurityFocus : 12923
  7. SecurityTracker : 1013586
  8. SecurityTracker : 1013587
  9. SecurityTracker : 1013585
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載