【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2005-000761

Norton AntiVirus でネットワーク共有ファイルの編集時に OS 異常終了

概要

Symantec Norton AntiVirus 2005 の「Which file types to scan forviruses」セクションを SmartScan に設定しているコンピュータにおいて、ネットワーク上の共有フォルダ内にあるファイルを編集する際に、OS が異常終了する脆弱性が確認されています。

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 野口勇氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • Norton AntiVirus 2005
  • Norton Internet Security 2005
  • Norton SystemWorks 2005 (Premier)

想定される影響

ネットワーク上の共有フォルダ内のファイルを編集した場合に、OS が異常終了する可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
  • Symantec Security Advisory : SYM05-006
  • シマンテック製品に関するセキュリティ・アドバイザリー : SYM05-006
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0923
参考情報

  1. JVN : JVN#23D7E89F
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0923
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_23D7E89F
  4. Secunia Advisory : SA14741
  5. SecurityFocus : 12924
  6. SecurityTracker : 1013585
  7. SecurityTracker : 1013586
  8. SecurityTracker : 1013587
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載