【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2005-000757

サイボウズ Office におけるブラウザスクリプト実行の脆弱性

概要

サイボウズ Office には、HTML 対応 Web メール機能においてブラウザスクリプトが実行される可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイボウズ
  • サイボウズ Office 6.1 (1.0) およびそれ以前

想定される影響

第三者により送信された不正なコードを含むメールを、サイボウズ Office のユーザでログインし、ウェブメール機能を使用し開くことによりブラウザが保持している cookie が漏洩する可能性があります。

また、サイボウズ Office では、ログインセッションの ID 情報を cookie に格納しているため、この脆弱性を攻撃され ID を窃用された場合、セッションハイジャックされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイボウズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#8F8B1C85
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年06月05日]
      CVSSによる深刻度: N/A から[IPA値]に更新しました。