【活用ガイド】

JVNDB-2005-000723

Mozilla firefox の履歴情報の処理におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Mozilla Firefox には、異常に長いタイトルを持つ Web ページが履歴情報として history.dat に保存されている場合、当該 Mozilla Firefox の起動時にシステムリソースを過大に消費してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 1.0.7 およびそれ以前
  • Mozilla Firefox 1.5
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 4.0 
  • Asianux Server 4.0 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 

想定される影響

Mozilla Firefox が一時的にサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : history-title
  • Mozilla Foundation Security Advisory : mfsa2006-03
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : mfsa2006-03
サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-4134
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-4134
  2. Secunia Advisory : SA17934
  3. SecurityFocus : 15773
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-2805
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載