【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2005-000705

Sun J2SE の JMX における信頼のないアプレットに不正な権限が適用される脆弱性

概要

Sun J2SE には Java Management Extensions (JMX) において、信頼のないアプレットに不正な権限が適用される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM SDK, 1.4.2 およびそれ以前
  • IBM SDK, 1.3 およびそれ以前
サン・マイクロシステムズ
  • JDK 5.0 Update 3 およびそれ以前
  • JRE 5.0 Update 3 およびそれ以前

想定される影響

現時点では問題の詳細は公開されていませんが、リモートの攻撃者に悪用された場合、不正な権限が適用された信頼のないアプレットにより、本来許可されていない処理を実行される可能性があります。結果として、アプレットを介してシステム上のファイルを読み書きされる、あるいは標的ユーザの権限でシステム上のアプリケーションを実行されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 102017
  • Sun Alert Notification 日本語版 : 102017
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-3904
参考情報

  1. JVN : JVN#15972537
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-3904
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#931684
  4. Secunia Advisory : SA17748
  5. SecurityFocus : 15615
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-2636
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載