【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2005-000343

DeleGate における DNS メッセージの展開処理によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

DeleGate における DNS プロトコルの実装において、DNS パケット中に含まれる圧縮されたデータを展開する処理に不備が存在するため、無限ループに陥る脆弱性が存在します。

なお、DeleGate 以外の一部 DNS パケット処理を行なうその他システムにおいても本脆弱性に関連する脆弱性が確認されています。その他システムに関する情報については NISCC-589088 (JVN)、NISCC Advisory 589088/NISCC/DNS (CPNI Advisory 00432) をご確認ください。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


DeleGate.org
  • DeleGate 8.10.2 およびそれ以前

想定される影響

不正な DNS メッセージを DeleGate を含む一部の DNS パケットの処理を行うシステムが処理した場合、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

DeleGate.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0036
参考情報

  1. JVN : NISCC-589088
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0036
  3. NISCC Vulnerability Advisory : 589088/NISCC/DNS
  4. CPNI Vulnerability Advisory : 00432
  5. SecurityFocus : 13729
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-0610
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載