JVNDB-2005-000315
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Mozilla Firefox における任意のサイトのコンテキストでスクリプトコードを実行される脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Firefox 1.0.3 以前には、以下の複数のセキュリティ上の問題が存在します。
・フレーム内で「javascript:」形式の URL に履歴を 1 つ戻すことにより、任意のサイトのコンテキストでスクリプトコードを実行可能な問題 (CAN-2005-1476)
・InstallTrigger.install() 関数の IconURL パラメータの入力の妥当性の確認が不適切であるため、「javascript:」形式の URL を指定することにより、特権ページのコンテキストでスクリプトが実行可能な問題 (CAN-2005-1477)
これらの問題を組み合わせて利用するリモートの攻撃者は、意図的に作成した Web サイトまたは電子メールを介して悪意あるスクリプトコードを実行し、結果として Firefox を実行するユーザの権限で任意のコードを実行する可能性があります。
但し、ソフトウェアのインストールを許可する Web サイトが登録されている場合にのみ影響があります。デフォルトにおいて登録されている Mozilla Foundation のアップデートサイトでは、変更が加わっているためにこれらの問題の影響はありません。
尚、Mozilla 1.7.7 以前についても CAN-2005-1476 の問題の影響を受けることが Mozilla Foundation より報告されています。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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Mozilla Foundation
- Mozilla Firefox 1.0.3 およびそれ以前
サイバートラスト株式会社
- Asianux Server 2.1
- Asianux Server 3.0
ターボリナックス
- Turbolinux Server 7
- Turbolinux Server 8
- Turbolinux Server 10
ヒューレット・パッカード
- HP-UX 11.00
- HP-UX 11.11
- HP-UX 11.22
- HP-UX 11.23
レッドハット
- Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as)
- Red Hat Enterprise Linux 3 (as)
- Red Hat Enterprise Linux 4 (as)
- Red Hat Enterprise Linux 2.1 (es)
- Red Hat Enterprise Linux 3 (es)
- Red Hat Enterprise Linux 4 (es)
- Red Hat Enterprise Linux 2.1 (ws)
- Red Hat Enterprise Linux 3 (ws)
- Red Hat Enterprise Linux 4 (ws)
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Mozilla Foundation
サイバートラスト株式会社
- ミラクル・リナックス株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
ターボリナックス
ヒューレット・パッカード
レッドハット
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2005-1476
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-1476
- US-CERT Vulnerability Note : VU#534710
- US-CERT Vulnerability Note : VU#648758
- Secunia Advisory : SA15296
- Secunia Advisory : SA15292
- SecurityFocus : 13544
- FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-0493
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