【活用ガイド】

JVNDB-2005-000148

Mozilla Firefox におけるダイアログを偽装される脆弱性

概要

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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Firefox 1.0 以前には、以下の複数のセキュリティ問題が存在します。

・JavaScript でポップアップウィンドウを使用してダイアログやセキュリティダイアログを重ね合わせ、そのダイアログを偽装可能な問題 (mfsa2005-16、CAN-2005-0591)

・Web フォームの自動補完機能の不備により、悪意ある Web サイト上のフォームで自動補完の選択肢を下矢印キーを押して指定した際に、自動補完されているデータを奪取される問題 (mfsa2005-19、CAN-2005-0589)

これらの問題を利用するリモートの攻撃者は、標的ユーザを悪意ある Web ページに誘導してファイルのダウンロードや Web フォームの入力を促すことにより、結果として悪意あるプログラムを実行させたり、標的ユーザの重要な情報を奪取したりする可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 1.0
ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.00 
  • HP-UX 11.11 
  • HP-UX 11.22 
  • HP-UX 11.23 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 

想定される影響

本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : mfsa2005-19
  • Mozilla Foundation Security Advisory : mfsa2005-16
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : mfsa2005-19
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : mfsa2005-16
ヒューレット・パッカード レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0591
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0591
  2. SecurityFocus : 12234
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載