【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2004-000591

Shuriken Pro3 のS/MIME機能で署名検証時にFromアドレスが確認されない

概要

Shuriken Pro3におけるS/MIMEの署名検証に以下の脆弱性が確認されています。
S/MIMEの署名検証でFromアドレスが確認されない。

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 高木浩光氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ジャストシステム
  • Shuriken Pro3
  • Shuriken Pro3 /R.2
  • Shuriken Pro3 /R.2 [ベリサイン セキュリティメールセット]
  • Shuriken Pro3 Corporate Edition

想定される影響

正式な電子署名が施されているメールを受信する時、Fromアドレスが署名者アドレスと異なるメールアドレスであっても警告を発しないため、受信者は詐称メールであることに気づかない可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ジャストシステム
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#B410A83F
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年06月05日]
      CVSSによる深刻度: N/A から[IPA値]に更新しました。