【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2004-000554

Namazu におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

namazu.cgi の検索文字列指定で、不正な文字を指定することにより後続部分の文字が正しく処理されず、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が発生します。

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: HIRT (Hitachi Incident Response Team), IIJ-SECT (IIJGroup Security Coordination Team)
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Namazu Project
  • Namazu 2.0.13 およびそれ以前
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
  • Asianux Server 3.0 

想定される影響

Web サイト上で namazu.cgi を使用して検索処理を実現している全てのサイトでクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、ページ内容の改ざん、Cookie 情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Namazu Project ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : namazu
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-1318
参考情報

  1. JVN : JVN#904429FE
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1318
  3. Secunia Advisory : SA13600
  4. SecurityFocus : 12053
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載