【活用ガイド】

JVNDB-2004-000448

Sun Solaris の LDAP ネームサービスにおける特定のコマンドを実行される脆弱性

概要

Sun Solaris には、 RBAC データベースを LDAP ネームサービスを使用して管理している場合に、実行権限を与えていないユーザに root 権限で特定のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 8 (sparc) 
  • Sun Solaris 8 (x86) 
  • Sun Solaris 9 (sparc) 
  • Sun Solaris 9 (x86) 

想定される影響

root 権限で特定のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 57657
  • Sun Alert Notification 日本語版 : 57657
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-1353
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1353
  2. Secunia Advisory : SA12873
  3. SecurityFocus : 11459
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2004/10/18
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01