【活用ガイド】

JVNDB-2004-000421

Cyrus SASL の SASL_PATH 環境変数の処理における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Cyrus SASL ライブラリには、環境変数 SASL_PATH の内容の正当性を適切に検証しない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Carnegie Mellon University (Project Cyrus)
  • Cyrus SASL 2.1.18 およびそれ以前
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 3.0 
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 3.0 
  • Red Hat Linux Advanced Workstation 2.1 

想定される影響

Cyrus SASL ライブラリを使用しているアプリケーションの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Carnegie Mellon University (Project Cyrus) サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0884
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0884
  2. SecurityFocus : 11347
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年06月14日]
      影響を受けるシステムを更新しました。
      ベンダ情報: ミラクル・リナックスの情報を追加しました。