【活用ガイド】

JVNDB-2004-000001

Linux Kernel の RTC 処理ルーチンにおけるカーネルデータ漏洩の脆弱性

概要

Linux Kernel には、 RTC 処理ルーチンにおいて適切にメモリ構造を初期化しないため、カーネルデータが漏洩する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  
  • Red Hat Linux 9  

想定される影響

カーネルデータを閲覧される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ターボリナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0984
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0984
  2. Secunia Advisory : SA10533
  3. SecurityFocus : 9154
  4. SecurityTracker : 1008594
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載