【活用ガイド】

JVNDB-2003-000290

OpenSSL の SSLv2 CLIENT_MASTER_KEY メッセージにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenSSL に含まれている SSLv2 を取り扱うルーチン (s2_srvr.c) には、クライアントから送信された以下のような条件を含むメッセージの取り扱いに不備が存在し、意図的に作成されたキーを含む SSLv2 手順に従うメッセージを送りつけられた場合に、OpenSSL がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenSSL Project
  • OpenSSL 0.9.6e およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

OpenSSL がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenSSL Project
  • OpenSSL : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1568
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1568
  2. SecurityFocus : 8746
  3. ISS X-Force Database : 13340
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載