【活用ガイド】

JVNDB-2003-000199

ImageMagick の libmagick ライブラリにおけるシンボリックリンク攻撃を受ける脆弱性

概要

Red Hat Enterprise Linux に同梱されている ImageMagick パッケージの libmagick ライブラリには、セキュリティ上不適切な方法で一時ファイルを作成してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 1.1 
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (ws) 

想定される影響

libmagick ライブラリにリンクするアプリケーションの実行権限で任意のファイルを作成および上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : ImageMagick （2007/02/23 現在 リンク切れ）
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0455
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0455
  2. Secunia Advisory : SA9140
  3. SecurityFocus : 8057
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2003/06/29
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01