【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2003-000149

lv における任意のコマンドが実行される脆弱性

概要

lv には、カレントディレクトリ内に格納されている lv 用の設定ファイルをそのまま読み込み、解釈する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


NARITA Tomio
  • lv 4.49.4 およびそれ以前
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
  • Turbolinux Workstation 7  
  • Turbolinux Workstation 8  
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 2.0 
  • Asianux Server 2.1 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (ws) 
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  
  • Red Hat Linux 9  
  • Red Hat Linux Advanced Workstation 2.1 

想定される影響

lv を実行するユーザの権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NARITA Tomio ターボリナックス ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : lv (V2.x)
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0188
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0188
  2. SecurityFocus : 7613
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年08月02日]
      影響を受けるシステム:ミラクル・リナックス (lv (V2.x)) の情報追加。
      ベンダ情報: ミラクル・リナックス (lv (V2.x)) 追加。