【活用ガイド】

JVNDB-2003-000086

Apache Tomcat の .xml ファイルの処理における情報漏洩の脆弱性

概要

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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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JDK 1.3.1 以前と組み合わされて動作する Tomcat 3.3.1 以前には、NULL を含む URL を指定されることにより、Web 用のドキュメントルートディレクトリ内のファイル一覧、または、JSP ファイルのソースを漏洩してしまう問題が存在します。

また、このソフトウェアは web.xml ファイルを信頼されている実行権限で取り扱っているため、このファイルを利用することで、他の XML ファイルの内容をリモートの攻撃者が読み出す可能性があります。

尚、HP-UX 11.00/11.11/11.20/11.22 上で動作する HP Tomcat も影響を受けることが HP より報告されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Tomcat 3.3.1 およびそれ以前
  • Apache Tomcat 3.2.4
  • Apache Tomcat 3.2.3
  • Apache Tomcat 3.2.2
ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.00 
  • HP-UX 11.11 
  • HP-UX 11.20 
  • HP-UX 11.22 

想定される影響

本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation
  • Apache Software Foundation : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2003-0043
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2003-0043
  2. SecurityFocus : 6721
  3. SecurityFocus : 6722
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載